ようこそ[中野工場の中を見せましょう SHOW THE FACTORY]
整経場 デザインデスク
デザインデスク →
布名札、織ネーム、リボン、テープなどの図柄(模様)を起こします。以前は紋紙という穴のあいたパンチングカードでしたが、今はコンピュータでデータやデザインをつくります。フロッピーディスクを媒体として、ON-OFF信号を織機に送ります。その為 データの保存が楽になりました。FDやE-MAILで得意先に返すこともできます。他の工場の織機でも少しの修正をするだけで使えます。織物はCGSと言う独特のフオーマットを使いますが、BMPやTIFFにも変換できます。

← 整経(せいけい)作業場
織物は「たて糸」に「よこ糸」を掛け合わせて作ります。「たて糸」を集めて丸いビーム(千切)に巻きつける作業を「整経」と言います。写真のとうり、使うだけの糸をスタンドに立てます。糸の色が替わったり、糸の質が替わった場合は 全て入れ替えます。この整経の前作業として「糸の色染め」や「かせ繰り」もあります。

[織のシュミレーション](needleloom)動き出すまでに多少時間が掛かります。
ニードルアニメーシヨン ニードル織機 シャットル織機

 ←織り工程(ニードル織機)
 テープやリボンの様に一つの織のサイクルを繰り返すのに適した織機です。ひ(シャットル)を使わない為に糸交換も ほとんどありません。高速で稼動します。この写真の織機は「そうこう枠」で織り組織を作りますが、ジャガード搭載の織機もあります。上のシュミレーションは多色使いのジャガード織機です。選んだ「よこ糸」を右で受けて、左へ廻し、左の端で編み針にキャッチさせて、よこ針は戻ります。その為、一回の打ち込みで二本分の糸がダブルで入ります。ミシンの原理を発展させた形になってます。
織り工程(シャットル織機)→
工場の主体である織機群です。織物の巾や織りの組織が異なる為に、それぞれの仕掛けをした織機が揃っています。 糸の色や種類によっても分けられます。この織機は「よこ糸」をひ(シャットル)の中に入れて、右から左へ、左から右へと飛ばす方式です。織りの原点から発展したもので綺麗な耳(織物の端)が出来る為に、織ネームに適しています。
織り上がった商品はスチーム加工、防縮加工、ヒート加工、インクニジミ防止加工、両端折り曲げ加工(織ネーム)などの後加工(オプション)を施した後に検品、出荷します。


60本取り織機


←60本取り織機
 このシャットル織機は5段60本取りの量産機です。つまり、一度に60枚ずつ織上がります。
(日本一だと思います。)
10.5mm巾の 人絹(レーヨン)糸をタテに掛けてあります。
主に、サイズネームと襟吊りを織っていますが、24mm長のサイズネームで日産3万枚を 生産する能力があります。















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